マンガ業界が先細りなのは本当にシュリンクのせいなのか?という話

自分的には、立ち読みってのはマンガという情報を手に入れるためではなく
ちょっとした時間潰しって側面が大きいと思うんです
今は携帯電話・ゲーム機が浸透しまくってるから
立ち読みをする必然性が消えたって感じ


話はズレるけども、マンガを買うことって結構リスキーなんですよね
ゲームやDVDは、不要になったら結構高値で買い取ってくれる施設が多いわけですよ
それがマンガとなると、買い取り価格は基本的に二束三文で
定価の10%どころか、1円10円が当たり前の世界です
だから、シュリンクがかかってて中身がチェック出来ないまま購入して
失敗したらどうしよう、と考えてしまう
それで、マンガを買うのを躊躇する人間が増えて、
結果としてマンガ離れが進んでいってるんじゃないかと思います
昔と違って娯楽が多様化してるから、マンガ以外にも色々増えてますし
マンガ業界の振興を考えるなら
シュリンク外せ!って言うよりも
まずは携帯電話から時間のシェアを取り戻すことを考える必要があると思います
携帯って、1台で電話やメールだけでなく
ゲーム機の代わりになるわけですし
安価なパケット代定額プランが普及してるから
投資額も少なくて済む凶悪なツールです
まずはこの牙城を切り崩さない限りはどうにもならないんじゃないか、と


そのために自分は、シュリンク云々の前に、
各出版社が携帯で読めるマンガに力を入れれば良いんじゃないかと思います
携帯で立ち読みできるようなスタイルを希望
「このマンガが凄い面白いんだ!」って
人に勧めるにも便利ですし


自分はマンガ大好きっ子ですが
敢えて紙媒体に拘る必要は無いと思います
今や小学生からお年寄りまで、誰でも持っている携帯というガジェットを
有効活用しないのはもったいない!と
世界の片隅でひっそりと主張しておきます