シュリンク(新刊本にかけられてるビニールカバー)の話(from酔拳の王 だんげの方)

最近話題になってるので、なんでシュリンクをかけるか考えてみた


○立ち読み防止のため
立ち読みする人数が多いと
本を買おうと思って探してる人間の邪魔になってしまいます
それに、店内の視界が悪くなるので万引きを見逃しやすくなってしまうというお話


○商品状態を良好に保つため
書籍は月あたりの発売数が膨大なので
売り場商品の入れ替わりも激しいです
棚には常にギチギチに商品が詰まってるので
入れ替える際にシュリンクがかかってなかったら
出し入れするだけでも相当大変なんじゃないかと
もし買いたいマンガの帯が破れてたりページが折れてたりしたら躊躇しますよね


○在庫商品を維持するには金がかかるため
マンガ誌1冊で、軽く20以上の作品が掲載されているわけで
例え各商品に1冊ずつ試し読み出来るものを用意するだけでも
結構バカにならない数字になります
あと、試し読み用=販売できない商品を売り場に展開すると
その分店頭に並べられる商品の種類が減ってしまい
機会費用の損失にも繋がるんじゃないかと


専門外の事なんでよく分からないけど
無い頭を捻って考えてみました
現在の書店業界では、既にシュリンクをかけることがスタンダードなので
今更無くそうとすること自体に無理があるのかもしれません
色々な所で言及されてることですが
消費者は立ち読み出来るところでチェックだけして
シュリンクかかってる店で購入するのは目に見えてますし
もし仮に、全ての書店でシュリンクが廃止されたとしても
商品状態が良好だと思われるネット書店や
安価な新古書店に客が流れていくだけなんじゃないかな、と


上記の内容に裏付けはないので
何かの参考になるとは思えませんが
思ったことを適当に書き連ねてみました

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